型枠の美しさ(みなみ野の家)

八王子市にあるデザイナー設計,打放しの建築工事
平成23年度  京王建設(株)様

八王子市の新興住宅街に建つ、ひときわ目立つ3階建ての建物です。この家はクライアントが細部まで徹底的にこだわった最高の「自己満足」を追求した家

ディテール

室内車庫は、特に全面直打ち放しの品質にこだわっており、蛍光灯の光がコンクリートに反射する光沢が美しく、コンクリート面の素の素晴らしさが、写真を見ただけで感じ伝わって来るのではないでしょうか?
庇(ひさし)のように下部の支えが無く、コンクリートが直角に交わる場所は施工的に精度が要求されます。そのためにかなり手間を掛けて施工しました。

施主が一番こだわったのが、この丸柱です。コンクリートの打ち放しでは曲面の施工が一番難しく、施工者として気を使いました。
開口に広さがあり、精度を要求される中で窓の納まりも良く仕上がりました。
庇(ひさし)のように下部の支えが無く、コンクリートが直角に交わる場所は施工的に精度が要求されます。そのためにかなり手間を掛けて施工しました。
この家の最大の見せ場はこの屋上への階段です。打ち放しでは、通常はベニヤ板で施工をするのですが、ここでは、今では珍しい杉板を使用し、杉の木目をコンクリート面に出す方法を取り入れています。

 

2016年10月02日